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作新学院、豪快さと抜け目なさと 54年ぶりの決勝進出

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2016-8-21 11:08:33  点击:  切换到繁體中文

 

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作新学院―明徳義塾 三回表作新学院無死、山本は右前に安打を放ち、右翼手の失策の間に二塁へ。遊撃手高村=金居達朗撮影


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(20日、高校野球準決勝 作新学院10―2明徳義塾)


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4強の中で最多の4本塁打。豪快な攻撃をみせてきた作新学院が、この日はしぶとく、抜け目ない攻撃で好右腕を攻略した。


一回1死二塁で、入江。大会初の4試合連続本塁打がかかっていた強打者は「ホームランを狙って凡打じゃチームに迷惑がかかる。チャンスメイクができればいい」。縦のスライダーをじっくり見極め、四球を選ぶ。二ゴロの間に2死二、三塁とし、藤野の二塁打で2点を先取した。


三回の主役は1番山本。先頭で右前安打を放つと、右翼手が打球をはじくのを見て、二塁を陥れた。盗塁は準々決勝までチームで一つだが、「チーム全体で常に次の塁を狙ってる」と山本。好走塁で勢いづいたこの回に3点、四回にも3点を奪う。試合前まで20イニング連続無失点だった明徳義塾・中野を降板させた。


選手権大会には6年連続の出場だが、昨秋、今春はいずれも県大会を勝ち抜けなかった。「弱い、弱いと言われた。でも、全国制覇を諦めたことは一度もなかった」と入江。春夏連覇を達成した1962年以来54年ぶりの夏の頂点まで、あとひとつ。(鈴木健輔)



○今井(作) 2点先行直後の一回1死満塁でギアを上げ、150キロ台の直球で押して遊ゴロ併殺に。「あそこで点を取られては意味がなかった」


小針監督(作) 「気持ちのこもった野球をしたい。決勝で投げるために今井もやってきたので、投げさせたい。チーム全員で2時間を楽しみにしたい」




 

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