セブン&アイ・ホールディングスの井阪隆一社長は6日、東京都内で記者会見を開いた。主な発言は次の通り。
セブン&アイ、3百貨店譲渡へ そごう神戸などH2Oに
――H2Oとの提携はいつからどのように進めたのか。
提携は7月中旬ごろから私どもからお願いした。H2Oは品質や店舗運営に対する高い能力を持っていると思っていた。そういう意味も含めてラブコールをさせていただいた。
――(H2Oに譲渡する3店舗には)そごう神戸店という旗艦店も入り、売り上げも小さくないが。
神戸店は400億円強の売上高で、利益も若干出ている。だが築82年でもっとも老朽化している店舗。もう一回ブランドを維持するには大規模改修が必要だ。H2Oが考える関西ドミナント(集中出店)と方向がぴったり合って引き継いでいただく形になった。
――百貨店を撤退したエリアでのパートナーシップを結ぶが、何をやるのか。
現在(関西の)2府4県で2500軒のセブン―イレブンの店がある。全国のセブン―イレブンではそごう・西武の商品を扱っているので、そういうサービスが途切れないように商品供給していくことになる。
――3%の株式の持ち合いによ…