懇談会で安倍晋三首相と話す(左から)桐生祥秀、ケンブリッジ飛鳥、飯塚翔太ら日本代表の選手たち=6日午後6時46分、首相官邸、竹花徹朗撮影
安倍晋三首相は6日、リオデジャネイロ五輪・パラリンピックに出場した日本代表選手団を首相官邸に招き、感謝状を授与した。男子体操で二つの金メダルを獲得した内村航平選手や、車いすテニスの女子シングルスで銅メダルを得た上地結衣選手らを前に、「最後まで勝利を諦めない、ひたむきな皆さんの姿に勇気を与えられた」と述べた。
首相は、2020年東京五輪・パラリンピックにも触れ、「私たちが世界に感動を発信する番になる。アスリートの皆さんが思いきり活躍できる世界一の大会にしたい」と力を込めた。
内村選手は式典後、「首相からは『体操チームとして本当によくやってくれました』という温かい言葉をかけてもらった。僕らの方が感謝の気持ちをもっているので、不思議な気持ちだった」と述べた。
東京都中央区では7日、五輪とパラリンピックのメダリストによる初の合同パレードが予定されている。銀座8丁目交差点を午前11時15分にスタートし、日本橋室町の終点に午前11時55分ごろ到着の見通し。