メダルを胸に笑顔を見せる三原舞依=遠藤啓生撮影
(22日、スケートアメリカ女子フリー)
初のシニアGPで3位。それなのに、三原は悔しくて泣いた。最後に跳んだサルコージャンプが2回転になるなど、演技後半のジャンプでミスが続いたからだ。「自分を褒めなさい」と中野園子コーチから声をかけられ、涙をぬぐった。
フィギュア特集 Kiss and Cry
序盤は勢いがあった。3回転―3回転は距離があり、出来栄えによる加点が1・30点つく大きなジャンプだった。
ただ、後半に失速した。三原は「体力のなさが目立った」と話す。理由として昨年末に襲われた若年性特発性多発性関節炎で4カ月間休んだ影響を挙げた。病気とは今も付き合う。天気が悪いと、動きにくくなるという。
しかし、気持ちは強い。6位に…