安倍晋三首相
■安倍晋三首相
昨日も今日もTPPについて国会で審議をしました。「米国が今、ご承知のような状況なのになぜ日本がTPPの批准をするんだ」と野党から攻められます。しかし、保護主義が蔓延(まんえん)しようとする今こそ、自由貿易の価値を、そして、自由や民主主義や人権、法の支配といった普遍的価値を共有する国々と新たなルールをつくることの意義を日本こそがリードしなければならないと思っています。
私は、米国も必ずTPPを含め自由貿易の名の下に世界の新しいルールを作っていく重要性を再認識していただけるものと確信をしております。17日にトランプ次期大統領とも会談する予定であります。日米同盟が地域の平和と安定の礎であることについてはすでに認識を一致させております。世界が抱える様々な課題にともに取り組んでいきたいと思います。(国際交流基金日米センターのレセプションで)