「公務員プロボクサー」として来年1月、試合に臨む野田市職員の佐藤和憲さん=同市役所
千葉県野田市の職員が「公務員プロボクサー」としてリングに上がることになった。市環境保全課の佐藤和憲さん(29)。大学時代に一度プロデビューし、就職を機に競技から離れていたが、復帰を決意。来年1月13日、後楽園ホール(東京都)で約3年ぶりの試合となる再デビュー戦に挑む。
二足のわらじをはくことになった佐藤さんは「ボクシングへの思いが忘れられなかった。職場の理解があるからできる」と話す。
埼玉県春日部市出身で、幼いころに北海道に転居。小学3年から中学まで空手を続け、高校時代は野球部で活躍した。法政大学に入学後、23歳の時に都内のジムで本格的にボクシングを始め、2011年9月に24歳でプロデビュー。スーパーフェザー級(57・15キロ超~58・97キロ)で2勝(2KO)4敗の成績を残した。
だが、ボクサーで夢を追い求め…