ラグビーの日本代表ヘッドコーチから、今季、イングランド代表監督に就任したエディ・ジョーンズ氏は6カ国対抗の全勝優勝を皮切りに、1年目を無敗で終えた。昨年のワールドカップ(W杯)最終戦ウルグアイ戦を含めて14連勝は、イングランド代表の記録だ。ラグビーの母国を立て直した指揮官にとって、今の日本はどう映るのか。日本ラグビーの2017年の展望とともに提言を聞いた。 ラグビー日本代表、エディ氏にはどう映る? 提言を聞く コラム「エディからあなたへ」 ――イングランド代表監督就任から1年たった 「チームのベストと言える状態が、まだまだ先にあると感じられるのはうれしいことです。これからはもっと強く、もっと革新的にチームを進化させる段階に入ります。世界一になるために、改善し続けるしかないのです」 ――監督になってどんな変化をもたらしたか 「全てを変えようとはしていません。続けた方がいいと思うことは残し、変えた方がいいことを変えました。代表選手も基本的にはランカスター前監督時代と同じメンバーです。この1年で、選手のコンディションは上がり、成功したいというハングリー精神を持つようになったのが大きな変化です」 ――コーチングスタッフの数は変わりましたか 「以前よりも少ないぐらいです。様々なコーチから選手に異なるメッセージを送りたくなかったので、所帯を小さくしたいと思っていました。3人のコーチがスクラム、フォワードと守備をそれぞれ担当。攻撃は私が教えています」 ――トレーナーや分析スタッフは増やしましたか 「以前と同じです。この分野でも世界一にならないといけません。例えば、イングランド代表と契約するデータ分析会社があります。2人のスタッフが来て、イングランドリーグの全試合のデータを収集しています。リーグには、45人の代表選手がいます。全てのデータを収集できるシステムが構築されていて、試合の映像は12~18時間以内に得ることができます。映像以外にも、医療情報、GPSによるデータなどのデータがあり、選手の成長度合いをすぐに見ることができます。日本代表には1人のスタッフしかいません。彼は素晴らしい仕事をしていましたが、1人では限界があります」 ――データを選手に提供することはありますか 「私にとってデータは自分が考えていることを補強するものです。補強でき、さらに選手にとっていい教材になるならば見せます。とてもいい影響を与えることもありますが、何も感じない選手もいます」 ――日本時代とイングランドで… |
日本ラグビー、17年にすべきことは エディ氏一問一答
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