篠原涼子さん=東京都港区東新橋の日本テレビ、遠崎智宏撮影 クールな刑事や、仕事はできるが恋には不器用なキャリアウーマン。そんな役柄のイメージが強い篠原涼子さんが、新年のスペシャルドラマ「愛を乞うひと」(日テレ系、11日夜9時スタート)で演じるのは、暴力で娘を苦しめる母親・豊子と、その娘が成長して自身も一女の母となった照恵の、一人二役。同じ役を原田美枝子さんが演じた映画版を10年前に見て、この役に挑戦したいと思っていたという。篠原さんに撮影の感想や、裏話を聞いた。 ――撮影はどうでしたか。 とても楽しかった。一人二役は初体験でした。映画の「愛を乞うひと」(1998年公開、監督・平山秀幸、主演・原田美枝子)を10年前に見たときに興味を持ち、今すぐは無理だろうけど、いつかやりたいなと夢を抱いていたのが、43歳になって挑戦する形になりました。ものすごく学ぶことがあったし、いい経験をさせていただいたと思います。 ――学んだこととは。 虐待をする豊子役は10年前からやりたかった。「できるかな」とも思っていたが、実際は難しかったです。谷口(正晃)監督が映画版では助監督をしていて、現場のことは全部知っていたので「たとえばこんな風にしては」という深い引き出しを示してくれて、自分では気付かない発見がありました。照恵が黙っているようなシーンでも、豊子のシーンでも。引き出しをいっぱい開けられちゃったなという感じです。 ――一人二役ですが、正反対の役柄でした。 豊子は娘を虐待するという衝撃的なキャラクターです。自分にも実際に子どもがいるので「本当にこんなことする親がいるのかな」と不思議な気持ちになりながらも演じました。でも、虐待をする人にもなにか理由があるんだと思うので、その辺をしっかり描きたいと演じました。照恵は幼少時代に虐待にあっているので、本当の気持ちなど自分を表現できない難しい女性です。 先に豊子を撮っていて、やりたい放題大きな声で怒鳴るなどして暴行シーンを演じていたのですが、一方で照恵は引っ込み思案な性格なので、「物足りないな」みたいな気持ちにはなっちゃいました(笑)。 ――映画版の「愛を乞うひと」のどんな部分が篠原さんの琴線に触れた? 虐待を映像化して作品にしていることに衝撃を受けました。映像作品なのに、ここまで見せてしまうのかということにびっくりして。それを原田美枝子さんが抜群の演技で演じている姿に、同じ女優として「私も挑戦してみたい」という気持ちと、あとは虐待されている子どものことを思うと虐待する親はいけないと感じ、救える形がないかと思いました。 ――娘の照恵は豊子から虐待さ… |
虐待する母親役に挑戦、10年越しの夢 篠原涼子さん
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