高校総体で好演技を見せた坂本花織
高校総体のスケート・アイスホッケー大会は21日、宇都宮市などで第2日が行われた。フィギュアは予選を兼ねたショートプログラムがあり、女子は今季の全日本ジュニアを制した坂本花織(神戸野田)が67・49点を出した。前日に滑った世界選手権代表の三原舞依(兵庫・芦屋)の得点を1・41点上回って暫定首位に立った。男子は友野一希(大阪・浪速)が70・76点で首位。スピードスケートの1000メートルは、男子は久保向希(北海道・白樺学園)、女子は長崎叶和子(北海道・池田)が優勝した。
三原舞依、貫禄のSP首位 高校総体フィギュア
フィギュア特集 Kiss and Cry
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坂本はスピードある伸びやかな滑りを生かした演技を見せ、七つの技のうち六つで、それぞれ出来栄え点(GOE)1点以上を稼いだ。2連続3回転ジャンプでバランスを崩すミスによるGOEマイナス0・56点を帳消しにした。今季のジュニアグランプリファイナル3位だった1年生は「3年連続、個人と団体での表彰台を狙いたい」と力強く宣言した。