グラミー賞候補になった感慨を語るstarRoさん=8日、ロサンゼルス、平山亜理撮影
米ロサンゼルスを拠点に活動する日本人プロデューサーのstarRo(スターロ)さんが、12日に発表される米音楽会最高の賞とされる第59回グラミー賞の候補に選ばれている。最優秀リミックス・レコーディング部門でコーラスの楽曲を編集し直し新たな曲にした作品。同部門では日本人初のノミネートで、8日に朝日新聞のインタビューに応じた。
作品は、コーラスグループ「ザ・シルバー・レーク・コーラス」の楽曲をリミックスした「ヘビー・スター・ムービン」。何人もが断念していた難しい仕事だったが、「原曲を聞いてすぐにイメージがわいた」という。
自分の作品がグラミー賞の候補になっていることも知らず、知り合いのツイッターで、「おめでとう」と書かれたのを見て知った。実感がわかず、「他人が勝手に出した懸賞にあたった感じ」。
横浜出身で、音楽を始めたのは…