2014年ソチ五輪ボブスレー男子2人乗りに出場した元(手前)と徐=ロイター
1年後の2018年平昌(ピョンチャン)冬季五輪に向け、ボブスレーとスケルトンで、韓国が強化を成功させている。欧州、北米勢が上位を占めてきたこのそり競技で躍進。発掘された選手たちが五輪メダル候補になっている。
ボブスレーでは、男子2人乗りの元允宗(ウォンユンジョン、31)・徐英●(ソヨンウ、●は王へんに禹、25)組が昨年1月のW杯でアジア勢初の歴史的な優勝。昨季は8戦の総合トップに輝いた。
2人は小中学校の体育教師を志す体育大生だった。大学でそり競技の「国家代表選抜」の募集をみて、テストを受けた。14年ソチ五輪は18位。スピードを殺さずにコースを滑り降りる体重にするため、1日に15杯ずつの米を食べたという。
今季はW杯第1戦の3位が唯一…