福岡市は14日、2017年度の当初予算案を発表した。運転免許証を自主返納した高齢者向けに、交通機関で使えるポイントを付与するサービスを新設するなど、高齢者対策を重視している。
一般会計総額は前年度当初比6・2%増の8328億円で過去最大。市立小中学校や特別支援学校の教職員人件費の負担が、福岡県から市に移ることで大幅に増えた。
高齢者対策では、市営地下鉄で、運転免許証を自主返納した人が65歳以上対象の全線定期券(月6千円)を購入した場合に、全国の交通機関や店舗で使える3千円分のポイントを来春から付与する。最大で2カ月分(計6千円分)をプレゼントする。全国の地下鉄で初の試みという。
また外出時に、公園以外でも一…