トライを狙って快走する、いずみの森の選手(右)
サントリーカップ第13回全国小学生タグラグビー選手権大会(日本ラグビー協会主催、朝日新聞社など後援)の最終日が19日、東京都調布市のアミノバイタルフィールドであり、決勝で、いずみの森ユナイテッドベアーズ(東京都八王子市立第六小)が、浦安ウイングス(千葉県・浦安ラグビースクール)を下し、初優勝を果たした。
昨年準優勝のいずみの森は、開始早々にトライを奪われたが、その後逆転。4―1で全国の頂点に立った。「最後までみんなで協力し、いい試合が出来た」と小松彩乃主将(6年)。「運動能力の高い選手だけではなく全員でサポートするような練習を積み重ねてきた成果」と石田龍雲監督も喜んだ。観戦したサントリーラグビー部のFW青木佑輔選手は「スペースを見つける能力など、子供たちの高いスキルに感心した」と話していた。
タグラグビーは腰にぶら下げたタグ(ひも)をとることをタックルの代わりとする安全なラグビーで、全国的に徐々に普及が進んでいる。