試合前の練習に向かう筒香=諫山卓弥撮影
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、野球の日本代表「侍ジャパン」が入る1次リーグB組が7日、東京ドーム(キューバ戦)で開幕する。試合直前のグラウンドの情報を、担当記者がリポートする。
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■世界一戦士が集結
日本の試合前の練習中、第1回WBCの優勝メンバーたちが打撃ケージの裏に集まった。中心打者だった松中信彦氏と多村仁志氏、正捕手を務めた里崎智也氏、救援で投げた薮田安彦氏が解説の仕事などで訪れ、小久保監督を囲んだ。その輪にはいなかったが、第2回大会の優勝監督の原辰徳氏もテレビ中継の解説をする予定。「世界一戦士」たちの激励を受けて、侍ジャパンは初戦に挑む。
■報道陣もびっくり
第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)のB組開幕を控え、侍ジャパンは午後3時40分から、同7時開始予定のキューバとの初戦に向けて打撃練習を始めた。特に目を引いたのが筒香。力みのないスイングで、3球続けて右翼席に放り込んだ。小久保監督が「何があっても、変えずにいく」と全幅の信頼を寄せる4番打者。圧巻の内容に、報道陣からも「すごいなあ」と声が上がった。