タイ戦に向けて練習する倉田(左)と遠藤=増田啓佑撮影
サッカーの2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選で、日本代表(世界ランク51位)は28日にタイ代表(同127位)と埼玉スタジアムで対戦する。長谷部(フランクフルト)、今野(ガ大阪)、高萩(FC東京)と中盤の選手が相次いで負傷離脱した中、代役となる倉田(ガ大阪)、遠藤(浦和)が出場を狙う。
日本代表は不足した中盤の中央を補うのが鍵となる。長谷部、今野、高萩は3人ともボランチなどの中央で攻守のバランスが取れる選手。山口(セ大阪)を軸に、誰が組むか。
代役の一番手となりそうなのが倉田だ。23日のアラブ首長国連邦(UAE)戦でも交代の1人目として投入された。攻撃的MFで、中盤ならどこでもできる器用さと技術がある。「ガンバでもいろんなポジションをやっていて、どこで出てもやれる自信はある」
追加招集された遠藤は守備的MF。浦和ではDFとしてプレーしているが、「監督はボランチで考えていると思う。自分の良さは守備」と、ボール奪取力の発揮に意欲を見せる。
ハリルホジッチ監督は、これま…