2回戦に臨む早稲田実の清宮=加藤諒撮影
早稲田実の清宮主将は27日、選抜大会2回戦の東海大福岡戦を前に、落ち着いた表情で報道陣の取材に応えた。
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相手のエース安田の印象について聞かれ、「ストライク先行で投げてくるので、甘い球を逃さないようにしたい。テンポも速いので、立ち遅れないように自分の間で打ちたい」と話した。
前日は2試合連続の延長15回引き分け再試合をテレビで見たという。「まさか、2試合とも再試合になるとは思わなかった。2試合目でも終盤はチャンスにボール気味の球に手を出して凡退していた。それは、自分たちも気をつけるところ。(きょうの試合でも)際どい球の見極めがポイントになると思います」
1回戦の明徳義塾(高知)戦は土壇場の九回に、敵失から好機を広げて逆転勝利をつかんだ。「球場の雰囲気は自分たち以外の力が大きい。応援してくれる方々と一緒になって勝てれば良い。甲子園まで来ているので2試合だけで終わるわけにはいかない」と気を引き締めた。