「ラオウ」の化粧まわし(中央)とポーズをとる稀勢の里。左が太刀持ち用の「ケンシロウ」で、右が露払い用の「トキ」=東京都港区
大相撲の横綱稀勢の里が6日、都内で横綱昇進披露宴を開いた。この日の朝は出稽古し、春場所後初めて関取と稽古した稀勢の里は「今日の状況では問題ないと思う」と、14日初日の夏場所(東京・国技館)出場に前向き。8、9両日には二所ノ関一門連合稽古に参加予定で、「しっかり(番付)上位と(稽古を)やって状態を上げていきたい」と話した。
世に覇者はひとり!稀勢の里、ラオウの化粧まわし披露へ
どすこいタイムズ
披露宴には角界や後援会関係者ら約1500人が参加。稀勢の里は「また皆様にいい報告ができるよう、一生懸命頑張ります」とあいさつした。
また、会場では人気漫画「北斗の拳」のキャラクターがあしらわれた3本ぞろいの化粧まわしもお披露目。稀勢の里は「ラオウ」を締める。「職人にも時間を費やしてもらった。そういう人の気持ちも感じながら土俵に上がりたい」と話した。