サッカーのユース世代の世界一を決めるU20(20歳以下)ワールドカップ(W杯)が20日、韓国で開幕。日本は2007年以来5大会ぶりの出場で、21日の初戦は南アフリカと対戦する。2020年の東京五輪を担う若き日本代表の戦いが幕を開ける。
U20代表はこのW杯をターゲットにして、2015年に立ち上がった。
今まで、のべ83人の選手が招集され、今大会の21人に絞られた。U20W杯の出場権をかけて戦った昨秋のアジア選手権のメンバーは15人残った。内山監督は「今回の21人は自信を持って選んだ。2年間の積み上げがある。組織力で戦いたい」と言葉に力をこめる。
チームの中心は、アジア選手権でMVPに輝いたMF堂安(ガ大阪)。左足からの強烈なシュートや精度の高いパスが魅力だ。4月21日のJ1のリーグ戦で初ゴールを決め、ガ大阪でも出場機会が増えた。「もう楽しみで仕方ない。僕の大会にしますよ」と心待ちにしている。
「自分がエースなんだというのを証明したい」と意気込むのがFW小川(磐田)だ。不動のエースストライカーとして、アジア選手権で3得点。所属チームでも4月のルヴァン杯でハットトリックを達成するなど好調を維持している。
15歳ながら「飛び級」で選出…