サッカー日本代表 本田圭佑
サッカー日本代表FWの本田圭佑(31)は14日、メキシコ1部の強豪パチューカへ移籍することを自身のツイッターやインスタグラムで明らかにした。パチューカもクラブの公式ツイッターで本田の加入を発表した。
移籍先「格こだわらない」 本田、日本代表海外組に合流
本田はイタリア1部ACミランとの契約が6月末で満了となり、新たな所属先を探していた。自らのツイッター上で契約書にサインする様子の動画を公開するとともに、「パチューカと契約した。間もなくファンに会うのを楽しみにしている」とスペイン語で書き込んだ。
パチューカは、首都メキシコ市から約80キロ北東にある人口約25万人の中都市。クラブ創設は1901年の名門で、元日本代表監督のハビエル・アギーレ氏も指揮を執ったことがある。2016~17年シーズンの北中米カリブ海チャンピオンズリーグで5度目の優勝を果たし、今年12月にアラブ首長国連邦で行われるクラブワールドカップへの出場を決めている。
メキシコの国内リーグは、給料などの待遇面もよく、メキシコ代表級の選手でも自国にとどまってプレーする例が多い。アルゼンチンなど南米から選手が移籍してくるなど、リーグ全体のレベルは高くなっている。代表チームも世界的に強く、Jリーグがリーグ運営や育成システムなどを参考にしている。
本田の海外移籍はVVVフェンロ(オランダ)、CSKAモスクワ(ロシア)ACミランに続き4クラブ目。今季はリーグ戦出場8試合にとどまった本田はACミラン退団を表明した後、新天地について「面白くて『行きたい』と思えるクラブがあるかどうかがものすごい重要。自分の知らないエリアに行くのが好き。常に未開の地、みたいなところがいい」と語っていた。