部活動中の事故防止の大切さを語る岡村英祐弁護士
日本高校野球連盟が若手指導者の育成を目指して開催している「甲子園塾」(塾長・山下智茂・星稜元監督)が17日、大阪市内で始まった。3日間の日程で、全国から27人が参加している。
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10年目となる今年度の第1回では、初めて「指導者に求められる法的知識」という講座が設けられた。京都・洛星高、京大で野球部に所属していた岡村英祐弁護士が講師を務め、部活動中の事故防止の大切さを説いた。岡村弁護士は日本スポーツ振興センターがデータを持つ学校事故の事例を紹介。「残念ながら野球は後遺症の残る事故が起きる確率が高い」と言い、防球ネットの穴の修繕など安全管理の徹底を求めた。
今夏の全国選手権大会を制した埼玉・花咲徳栄の岩井隆監督と、カナダでのU18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)で高校日本代表を率いた小枝守監督が特別講師を務める。
岩井監督は講義で、「最近の球…