フィリピン戦の第2クオーター、選手のプレーに叫ぶヘッドコーチのフリオ・ラマス=長島一浩撮影
バスケットボール男子の2019年ワールドカップ(W杯)アジア地区1次予選で、B組の日本代表は27日、アウェーで豪州に58―82で敗れた。24日のフィリピン戦の敗戦と合わせ、通算成績は2敗となった。世界ランク50位の日本に対し、フィリピンは30位、豪州は9位。格上相手の2連敗は想定内だったとはいえ、20年東京五輪の開催国枠での出場の可否も占うW杯出場への厳しい現実を突きつけられた。
豪州戦は、立ち上がりに苦しんだフィリピン戦の反省を生かして序盤から積極的に攻めた。比江島慎(三河)が開始6分半で10得点を挙げて勢いをつけ、第1クオーター(Q)は1点のビハインドで終えた。しかし第2Q序盤で連続得点を許すと、その後は豪州にゴール下を支配されて点差を縮められず、終盤に大きく突き放された。
1次予選は16チームが4組に振り分けられ、B組は日本、豪州、フィリピン、台湾(世界ランク57位)の4チームから成る。ホーム・アンド・アウェー方式の総当たり戦で、上位3チームが2次予選に進出する。
2次予選は、1次予選の2組ず…