(24日、高校野球西千葉大会 中央学院6―5習志野)
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西千葉大会準決勝で、7年ぶりの夏の甲子園出場をめざす習志野と、今春の選抜大会に出場した中央学院が対戦。延長にもつれ込んだ試合を、中央学院の1年生が一振りで決めた。
5―5で迎えた延長十回裏、先頭打者で青木優吾が打席に入った。1ボールからの2球目、真ん中高めの直球を逃さずにフルスイングすると、打球は左翼席に飛び込んだ。1年生ながら、準々決勝までの4試合で14打数7安打8打点、3三塁打、4二塁打の活躍。ただ、この日はこの打席の前までは無安打に終わっていた。
「相手投手が一番自信を持っている球を打てば、チームに勢いがつくと思って速球を狙っていた。打ててうれしい」。人生初のサヨナラ弾。そして高校での初本塁打は大きな一発となった。=ZOZO