金メダリストに学んだ闘志 野球部引っ張る原動力に——贯通日本资讯频道
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金メダリストに学んだ闘志 野球部引っ張る原動力に

24日は準決勝2試合が石川県立野球場であった。星稜は金沢商を圧倒して7回コールド勝ち。今大会の無失点を継続し、2年ぶりの決勝に進んだ。金沢学院は小松とのシーソーゲームの末、3試合連続となる延長戦勝利。初めて決勝に駒を進めた。決勝は25日午後1時、県立野球場である。


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(高校野球石川大会 星稜7―0金沢商)


「野獣」に憧れた闘志 金沢商・松本竜馬主将


ファイティングポーズを、最後まで緩めなかった。7点を追う七回表2死、金沢商の主将・松本竜馬(3年)はネクストバッターズサークルにいた。「オレまで回せ」。鋭い視線をマウンドに向け、わずかな可能性に執念を燃やした。


昨秋、松本は心身ともにどん底にいた。秋の県大会で初戦敗退。「いかにチームをつくるか」。悩みの日々を過ごした。11月下旬、腹痛を我慢しきれなくなり病院にいくと、腹膜炎で緊急手術。「あと1日遅かったら危なかった」と医者に言われた。約2週間入院し、体重は約10キロ減った。


病室で考えたのは「野球部、どうしてるかな」。硬式球をベッドに持ち込み、握り続けた。退院2週間後には淡路島でのキャンプに参加。3日間で砂浜100キロを走破し、復活した。


「我慢強さは自信がある」。その源は柔道だ。野球と並行し、中学まで金沢市出身のロンドン五輪金メダリストで「野獣」と呼ばれた松本薫(30)を輩出した岩井柔道塾(2015年閉塾)に通った。厳しい指導で知られ「何回もやめようと思った」が、黒帯を取得するまで励んだ。


野球部の方向性を思案した時、12年夏にロンドン五輪帰りの松本薫に稽古をつけてもらった時を思い出した。「自信というか闘志というか。内面からあふれるオーラに憧れた」。守備でも打席でも、相手に恐れられるオーラを出すチームを作り、「石川県の歴史を変える」。以来、声でプレーでチームを引っ張った。


最後の打席は、回ってこなかった。歯を食いしばって整列し、3位の表彰状を受けとった。金沢商では39年ぶりの快挙だったが、「チームを勝たせる主将になれなかった」。本気で頂点を目指したからこそ、悔し涙は苦かった。=敬称略(塩谷耕吾)


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