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小園を無安打に抑えたが… 長田・橋本、初完投するも涙

作者:佚名  来源:本站原创   更新:2018-7-25 14:19:40  点击:  切换到繁體中文

 

第100回全国高校野球選手権記念東兵庫大会は24日、2球場で準々決勝4試合があり、4強が決まった。村野工が第1シードの須磨翔風を破り、準決勝に進んだ。同日、準決勝以降の組み合わせ抽選もあった。25日は西兵庫大会の準決勝2試合がある。


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(報徳学園1―0長田)


被安打3 投げ抜いた 長田・橋本達弥投手


長田の先発、橋本達弥(3年)はこの試合の前夜、よく眠れなかった。


相手は県内最多14回の夏優勝を誇る報徳学園。その中でも小園海斗のことが胸にあった。プロ注目の遊撃手、高校日本代表だ。


橋本はけがに苦しみつづけてきた。最速147キロの速球派。だが体への負担も大きく、6月に持病の腰椎(ようつい)分離症が再発しかけた。


痛んだ。投球は1イニングがやっとの時もあった。理学療法士の助言を受け、腰への負担が少ないチューブを使う練習を重ねた。


永井伸哉監督は投球イニングを徐々に伸ばし、試合の中で調整する方針をとった。症状は大きく改善したが、不安はつきまとった。


あの小園を抑えたらプロに行ける。


気付けば朝になっていた。二回に失点したが、三回以降は直球と切れのいい変化球を織り交ぜ、報徳学園に一度も塁を踏ませなかった。試合は0―1で敗れた。壮絶な投手戦だった。


小園は無安打に抑えた。最後の打席はフォークで空振り三振を奪った。


「夏の大会の雰囲気です。こんなに楽しい試合はありませんでした」。気がつけば、高校入学以来、初めてという公式戦での完投を果たしていた。(山崎毅朗)



 

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