26日の東京債券市場で、住宅ローンなど長期金利の指標となる新発10年国債の利回りが上昇し、一時、前日より0・035%高い(価格は値下がり)0・100%に達した。2017年7月以来、約1年ぶりの高い水準となった。
日本銀行が30~31日に開く金融政策決定会合で、「ゼロ%程度」としている長期金利の誘導目標について、運用を柔軟にするといった修正がありうるとの見通しが広がっている。このため、市場では国債を売る動きが強まり、価格が値下がり(金利は上昇)しやすくなっている。(福山亜希)
日経平均27円安 3日ぶりに値下がり日経平均、4日ぶり値上がり 終値113円高日経平均、一時350円超安 3営業日連続で値下がり長期金利が上昇、東京円は円高 日銀の政策検討伝わり