高校野球東兵庫大会 【ライブ中継はこちら!】報徳学園×市尼崎 決勝 夏の甲子園、歴代最高の試合は? 投票ベストゲーム 地方大会の熱中症対策呼びかけ 朝日新聞社と日本高野連 80回、90回の両記念大会を制した報徳学園と、一昨年の覇者・市尼崎が激突する。両校による決勝は2004年の第86回大会以来で、その時は12―8で報徳学園が勝利した。 8年ぶりの優勝を目指し、強豪の滝川二、長田、神戸国際大付との激しいせめぎ合いを制してきた報徳学園は林直人、木村勇仁、渡辺友哉といった好投手を擁し、これまでの5試合全てを2失点以内に収めている。失策は今大会一つのみで守備の堅さも特徴だ。 滝川二との4回戦で決勝本塁打を放ったプロ注目の小園海斗ら好打者をそろえるが、要所でバントを絡めて得点を奪っており、足でかせぐ野球にも強い。 対する市尼崎は打撃力に長じ、これまでの5試合全てで2けた安打を放っている。打線も、上位から下位まで切れ目がない。また、うち2試合は逆転勝利で、土壇場での底力がある。 打線の鍵を握るのは2番打者の中田泰典。2試合連続で本塁打を放ち、村野工との準決勝でも逆転を呼び込む左前安打を打った。 全試合で先発しているエースの竹中哲平は安定感がある。さえのある投球で際どい場面もしのいできた。守備陣が竹中をもり立て、失点を最小限に抑えて勝機をつかむことができるかが鍵となりそうだ。(山崎毅朗) |
好投手擁する報徳学園、攻撃力長じる市尼崎 東兵庫決勝
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