30日に中国・南京で開幕したバドミントンの世界選手権で、「タカマツペア」の松友美佐紀(26)=日本ユニシス=が、混合ダブルスに挑んでいる。リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した「本業」の女子ダブルスに先んじて、三つ年下の後輩、小林優吾(トナミ運輸)と組んでコートに立った。オランダペアにストレート勝ちし、31日の2回戦に進んだ。
「まあまあですね」。松友は淡々と振り返った。混合ダブルスでは、ペアを変えて4回目の世界選手権出場。2013年の8強がこれまでの最高成績だ。
先輩の高橋礼華(日本ユニシス)と組む女子ダブルスは世界ランキング3位。一方で、結成して約1年半の混合ダブルスのランキングは29位にとどまる。1回戦は勝つには勝ったが、コンビネーションではミスも目立った。
「正直、ミックスで五輪を狙うとは、今は思っていない」と松友。ではなぜ、混合に取り組むのか。
2013~15年に3大会連続…