バドミントンの世界選手権は5日、中国・南京で各種目の決勝があり、男子シングルスの桃田賢斗(NTT東日本)は石宇奇(中国)を2―0のストレートで破り、日本男子として五輪、世界選手権を通じて初の金メダルに輝いた。桃田は第1ゲームを21―11で奪うと、第2ゲームも21―13で連取して、世界ランキング3位の相手に圧勝した。日本勢同士の対戦となった女子ダブルスは初出場の永原和可那、松本麻佑組(北都銀行)が前回銀メダルの福島由紀、広田彩花組(岐阜トリッキーパンダース)を2―1(19―21、21―19、22―20)で下し、日本勢としては41年ぶりに金メダルを獲得した。永原、松本組は第1ゲームを失ったが、第2、3ゲームを連取して逆転勝ちで世界の頂点に立った。
桃田「今の自分、昔より強い」 世界バド、日本男子初V
バド桃田、過ちの重さと向きあった2年 五輪を口にせず
男子ダブルスの園田啓悟、嘉村健士組(トナミ運輸)は決勝で中国ペアに0―2で敗れて、銀メダルだった。