22日の東京株式市場は、日経平均株価が小幅高となった。値上がりは2営業日連続。日経平均の終値は前日より142円82銭(0・64%)高い2万2362円55銭。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同12・95ポイント(0・77%)高い1698・37。出来高は11億2千万株。
前日の米ニューヨーク市場で主要株で構成するダウ工業株平均が4日連続上昇した流れを引き継ぎ、日経平均も自動車や電機、保険など幅広い銘柄で値上がりした。外国為替相場が米ドルに対し、やや円安になったことも後押しした。
野村証券の田之上章氏は「米中の貿易摩擦など未解決の課題は多いが、米経済の好調さは際立っており、投資家がリスクを取る姿勢に傾いた」と話した。