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藤田菜七子がJRA女性騎手最多35勝 単独首位に

日本中央競馬会(JRA)所属の藤田菜七子騎手(21)は25日、新潟競馬第12レースでセイウンリリシイに騎乗して1着となり、2016年3月のデビュー以来、JRAでの通算勝利を35勝とした。増沢(旧姓牧原)由貴子と並んでいたJRAでの女性騎手最多勝記録で単独首位に立った。


19日の新潟で2勝を挙げ、最多記録に並んでいた藤田は、この日の6戦目となったセイウンリリシイで1200メートルを逃げ切り、通算1047戦目で記録を達成した。この日の勝利で今年の勝利数も15勝となり、昨年、自身がマークしたJRAの女性騎手年間最多勝記録を更新した。


藤田は茨城県出身。16年3月5日にJRA初騎乗。同年4月10日に福島競馬場でJRA初勝利を挙げた。


レース後、藤田は「まだまだ未熟な点ばかり。一つの通過点と考え、これまでと同様、次の1勝を目指したい」と話した。


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