(30日、アジア大会カヌー・スプリント男子)
「日本代表として精進」 カヌー薬物問題、被害の選手
カヌー・スプリント男子のカヤックフォア500メートルとカヤックペア1000メートルの2種目に出場した小松正治(愛媛県競技力向上対策本部)は、メダルを獲得できなかった。優勝候補だったカヤックフォアは、序盤でライバルを突き放せずに4位。「信じられない」と肩を落とした。
昨秋、ライバルから飲み物に禁止薬物を混入され、暫定的に資格停止処分を受けた。今年3月の復帰戦を経て、アジア大会の代表に選ばれた。「金メダルを取って悪いニュースを払拭(ふっしょく)したかったけど、できなくて悔しい」
次の目標は、2年後の東京五輪…