日本ウエイトリフティング協会の三宅義行会長が女子日本代表選手にパワーハラスメントをした疑いがある問題で、同協会は15日、コンプライアンス委員会(委員長・小宮山哲雄専務理事)でこの選手や三宅会長らへの聞き取り調査を進めて対応を決めると発表した。同日の理事会で承認された。
理事会後の記者会見で、三宅会長は「どのような結果であれ、委員会の判断に従う」と話した。
同協会によると、2013年ごろ、当時の女子代表選手が代表監督の三宅氏からパワハラにあたる言動を受けた疑いがあるという。今月1日の常務理事会で改めて理事から真偽を問う発言があった。聞き取り調査は10月までに終える方針。