夏休みに愛知、岐阜、三重の東海3県で最もたくさんの客を集めたレジャー施設は、12年連続でナガシマリゾート(三重県桑名市)だった。新たに導入した「超激流プール」が利用者増に寄与し、272万人が訪れた。三菱UFJリサーチ&コンサルティングが発表した。
年に20万人以上集める施設に、7月21日から8月31日の間の集客数をたずね、76施設から回答を得た。
猛暑と台風に見舞われ、全体の8割近くの施設では集客数が前年を下回った。外出を控える人が増えたほか、屋外イベントを取りやめる動きもあった。「暑すぎるという理由で海水浴場も軒並み客足を減らした」(調査担当者)。
集客数を伸ばした17施設のうち、10施設が水族館や博物館など暑さや雨をしのげる屋内型だった。
東海3県の夏休み集客数トップ10
①ナガシマリゾート(272万人)
②刈谷ハイウェイオアシス(108万人)
③河川環境楽園自然発見館(88万人)
④中部空港(83万人)
⑤ナゴヤドーム(79万人)
⑥ラグーナテンボス(62万人)
⑦名古屋港水族館(51万人)
⑧豊田スタジアム・中央公園(32万人)
⑨名古屋市科学館(30万人)
⑩志摩スペイン村(27万人)
※7月21日~8月31日。ナガシマは7月14日から9月2日。集客数は1万人未満切り捨て。