中部空港会社(愛知県常滑市)は5日、空港内に今月オープンする商業施設「フライト・オブ・ドリームズ」を報道陣に公開した。施設の真ん中には、米ボーイング製の中型機787が置かれており、ユニークな商業施設として話題を呼びそうだ。
中部空港
地上4階建ての施設で、12日に開業する。館内は、体験型コンテンツを楽しむ「フライトパーク」、飲食・物販店が集まった「シアトルテラス」の2エリアに分かれる。
フライトパークは、床をスクリーンにして映像を映し出したり、飛行機の絵をスキャンして3次元化したりと、「航空について楽しんで学ぶ」をコンセプトに9種類のコンテンツが楽しめる。
シアトルテラスは、ボーイングゆかりの米国の都市シアトルをテーマに、クラフトビールやジェラート、シーフード屋をそろえた。フライトパークにある1店を含め、飲食13店、物販4店の合計17店でオープンを迎える。今後は、さらに店舗を広げたいという。(友田雄大)