米司法省は19日、11月の米中間選挙に不正に干渉しようとしたとして、ロシア国籍のエレーナ・フシャイノワ被告(44)を訴追したと発表した。中間選挙への外国の干渉に関する訴追は初めて。司法省は声明で「敵対国が社会、政治的な分断を狙い、米国の民主主義への干渉を続けている」と警告した。
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フシャイノワ被告はサンクトペテルブルク在住で拘束はされていない。
訴追書面によると、フシャイノワ被告は、サンクトペテルブルクにある企業「インターネット・リサーチ・エージェンシー(IRA)」などを拠点にした情報工作組織の会計責任者。
書面によると、この組織による…