22日の東京株式市場は日経平均株価が3営業日ぶりに値上がりした。日経平均の終値は前週末より82円74銭(0・37%)高い2万2614円82銭。東証1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は2・46ポイント(0・15%)高い1695・31。出来高は11億株。
前週末のニューヨーク株式市場はダウ工業株平均が反発したものの、ハイテク株が売られた。日経平均も午前中は200円超下げる場面があったが、中国・上海市場が大幅高となり、午後には上昇に転じた。中国政府が景気下支え策を発表したことから、消費増が期待された食品や化学株が買われた。
SMBC日興証券の太田千尋氏は「決算発表を控えて様子見の姿勢が目立ち、売買は低調となった」と話した。