2015年3月の大学新卒者の3年以内の離職率は、前年の新卒者より0・4ポイント低い31・8%だった。低下は2年ぶり。厚生労働省が23日発表した。
業種別では宿泊・飲食サービス業(49・7%)、教育・学習支援業(46・2%)、生活関連サービス・娯楽業(45・0%)の順で離職率が高かった。一方、最も低かったのは電気・ガス・熱供給・水道業(10・8%)だった。
高卒者の離職率は前年比1・5ポイント減の39・3%で、2年連続で低下した。短大卒業者は同0・2ポイント増の41・5%で2年ぶりに上昇した。(村上晃一)