宇宙航空研究開発機構(JAXA)は25日、探査機「はやぶさ2」が、着陸の目印となる球体(ターゲットマーカー)1個を小惑星「リュウグウ」に投下し、着地させたと発表した。
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はやぶさ2は、着陸に向けたリハーサル中で、午前11時37分、高度13メートルから投下。ターゲットマーカーが着地したことを確認した。ターゲットマーカーは直径10センチで、JAXAが公募した約18万人分の名前が刻まれたフィルムが入っている。
はやぶさ2にはターゲットマーカーが5個積んであり、それぞれに全員分の名前のフィルムが入っている。次回は来年1月以降の着陸で使われる予定だ。(浜田祥太郎)