東京・辰巳国際水泳場で18日にあった競泳の北島康介杯の女子100メートル自由形で、池江璃花子(ルネサンス)が自身の日本記録を0秒24縮める52秒79で優勝した。52秒79は2016年リオデジャネイロ五輪なら3位に相当する好記録。
池江が最下位、専門外の800m自「次元の違うきつさ」
記録を狙いにいった。これまではパワーがある海外勢を意識して前半から飛ばしたが、この日はあえて「75メートルまで力をためた」。余力を残してラスト25メートルから足を強く打ち、スパートをかけたのが奏功した。
前日は専門外の800メートル自由形に挑戦するも、最下位。「悔しい気持ちがあったので、今日は絶対いい記録で泳ぎたいと思っていた」。調整期間ながらあっさり記録を更新し、意地を見せた。