21日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、終値は前日比75円58銭(0・35%)安の2万1507円54銭だった。東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は9・78ポイント(0・60%)低い1615・89。出来高は13億9千万株。
前日の米国市場でダウ工業株平均が551ドル安と急落し、東京市場でも取引開始直後から売られ、日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。ただ円相場は円安ドル高傾向で、下げ幅は徐々に縮小した。SMBC日興証券の太田千尋氏は「午前に値下がりした株価に値頃感が出て、買い戻しの動きが広がったことも、下げ幅の縮小に影響した」と話した。