衣料品通販サイト「ゾゾタウン」を運営するZOZO(ゾゾ)は7日、保温性の高い特殊な繊維を使った肌着「ゾゾヒート」を売り出した。同社のプライベートブランド(PB)では初めての肌着となる。爆発的な人気を誇るユニクロの「ヒートテック」を追う。
体から発散される水分を吸収して発熱する繊維「メリノウール」を使った。サイズは1千超あり、採寸専用の全身タイツ「ゾゾスーツ」で体形を測れば、ぴったりの1着が買えるという。「肌と生地に余計な隙間がなく、暖かさを逃しにくい」としている。
7日は、商品を発表する動画をインターネットで生配信。開発担当者らがユニクロの「ヒートテック」を名指しして機能を比較し、「ぜひ着比べてほしい」などとPRした。税込み990円。13日までは同790円に値下げする。
ライバル視するヒートテックは2003年の発売以降、世界での累計販売が10億枚を超えている。(筒井竜平)