バドミントンのワールドツアーファイナル最終日は16日、中国・広州で各種目の決勝があり、男子シングルス世界ランク1位の桃田賢斗(NTT東日本)は、同2位の石宇奇(中)に0―2(12―21、11―21)で敗れ、2015年以来となる優勝はならなかった。女子シングルスの奥原希望(日本ユニシス)もシンドゥ・プサルラ(インド)に0―2(19―21、17―21)で敗れ、2度目の優勝を逃した。
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ワールドツアーファイナルは、世界選手権の優勝者や年間の世界ランキング上位など、各種目のトップ8が出場する。昨年まではスーパーシリーズと呼ばれていたが、今年から「ワールドツアー」に改称し、賞金総額も100万ドルから150万ドルに上がった。
日本勢は5種目中4種目で決勝進出。男子ダブルスで世界ランク8位の遠藤大由、渡辺勇大組(日本ユニシス)は同2位の李俊慧、劉雨辰(中)組と、女子ダブルスでリオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)は韓国ペアと対戦する。