陸上長距離選手が持久力向上のために鉄剤注射を受けている問題を受け、日本陸連は22日にあった全国高校駅伝の監督会議で、医療目的ではない鉄剤注射を禁止する方針を改めて伝えた。その上で、来年の大会から出場選手の血液検査の結果を提出させることなどを直接説明した。
鉄剤注射、原則禁止へ 日本陸連、来春にも指針
会議後に取材に応じた日本陸連の尾県貢(みつぎ)専務理事は「健全な形でレースをしてほしい。鉄剤注射を根絶するために協力して欲しいとお願いした」と話した。その場で各校の監督から質問や意見はなかったという。
現場の指導者は今回の対策をどう受け止めたのか。
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