第51回全日本大学駅伝対校選手権大会の出場権をかけた関西地区選考会(関西学生陸上競技連盟主催)が30日、京都市の西京極総合運動公園陸上競技場であり、1位の立命大など上位3校が全日本出場権をつかんだ。立命大は19大会連続31回目、関学大は2大会ぶり9回目、京産大は7大会連続47回目の出場。選考会は1万メートルで各校10選手が出場し、上位8選手の合計タイムでそれぞれ競った。
全日本大学駅伝は11月3日、名古屋・熱田神宮~三重・伊勢神宮の8区間、106・8キロで開かれる。昨年8位以上(青学大、東海大、東洋大、駒大、帝京大、国学院大、法大、城西大)はシードされ出場権を持っている。
関学大エース「ほっとした」
全出場選手の中でトップタイムをマークした関学大のエース石井優樹(4年)は「正直、ほっとしている」。昨年、チームは本大会出場を逃したが、自身は日本学連選抜の一員として1区に出場し、区間賞を獲得。強豪の関東勢を抑え、強烈なインパクトを残した。「今年も区間賞をとって、母校の名前をもっと全国に知ってもらいたい」。大学4年間の集大成を伊勢路にぶつけるつもりだ。
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総合順位=記録は4時間台 ①立命大7分38秒②関学大10分3秒③京産大10分25秒④大経大13分56秒⑤びわこ学院大14分40秒⑥関大17分45秒⑦京大17分56秒⑧龍谷大19分14秒⑨同大24分24秒⑩大体大30分28秒⑪阪大30分44秒⑫大院大32分23秒