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ベネチア、立ち入りにも課税へ 収入は街の環境保護に

世界遺産のイタリア・ベネチアで、潟の上に広がる旧市街に立ち入るだけで課税される制度が始まる。現在は宿泊者に1泊あたり0・5~5ユーロ(約61~約615円)が課税されているが、新税では観光で立ち入った際に1日2・5~10ユーロ(約307~約1230円)が徴収される。


12月30日に成立した予算に盛り込まれた。課税の開始時期は決まっていないが、伊メディアによると、ベネチア市が2019年2月中に具体的な徴収方法を決めるという。


ベネチアは潟の上につくられた街で、運河と歴史的建造物の古い街並みが人気の世界的な観光地だ。旧市街と周辺の潟は1987年に世界遺産に登録された。


だが、多くの観光客を乗せた大型クルーズ船が潟の中に入ることで、潟が浸食されて地盤が沈下。浸水被害が悪化したと指摘されている。ベネチア市によると、2017年に旧市街に入った観光客は約780万人に上り、ゴミや下水の処理も追いつかず、市民生活に悪影響が出ている。


ユネスコ(国連教育科学文化機関)の世界遺産委員会はベネチアを「危機遺産」にすることも検討している。ベネチア市は、新税の収入を街の美化や環境保護に充てる考えだ。(ローマ=河原田慎一)


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