陸上男子100メートルで10秒00の日本歴代2位タイ記録を持つ山県亮太(セイコー)が25日、東京都内の朝日新聞本社で小学生と保護者の約200人を前にトークショーを行った。
山県、「世界の王さん」の金言励み 9秒台へ米国合宿
勝ち負けにこだわらない陸上クラブ 五輪銅の末続が設立
36歳福士「ドッキドキ」 リオ五輪以来のフルマラソン
一昨年の紙面で紹介した記事をもとに、子ども時代の体験談などを披露。広島出身で、野球少年だったころは「カープに入って1億円プレーヤーになる」という夢を抱いていたという。小学4年から陸上を始め、自宅の座布団の上でもも上げをして足を鍛えていたことなども明かした。
小学生からの質問にも、技術論を交えながら丁寧に回答。2020年の東京五輪に向けては、「すぐそこまで迫っているという思い。それまでに9秒台を出したい」と話した。