第73回香川丸亀国際ハーフマラソン大会は3日、香川県立丸亀競技場付属コース(21・0975キロ)で争われ、女子の鈴木亜由子(日本郵政グループ)が1時間7分55秒の日本歴代3位の好記録で2位に入った。ベッツィ・サイナ(ケニア)が2連覇を果たした。男子は鈴木塁人(青学大)が日本選手トップの4位。3月の東京マラソンに出場予定の佐藤悠基(日清食品グループ)、村山謙太(旭化成)は序盤に転倒した後、途中棄権した。
「勝負に負けて悔しい」
初マラソンだった昨年の北海道を制し、東京五輪の代表選考会となるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を得ている鈴木亜由子(日本郵政グループ)が、日本歴代3位の好記録をマークした。ハーフ初挑戦で福士加代子(ワコール)、野口みずきに続く3人目の1時間7分台。それでも本人は「勝負に負けたのが悔しい。福士さん、野口さんのような強い選手になりたい」。一方で9月のMGCに向けて「ある程度のスピード感がつかめた」と収穫も口にしていた。