大阪ガスは28日、再生可能エネルギー由来の電気だけを使いたい家庭向けのメニューを、3月20日から始めると発表した。一般的な電力会社の規制料金に比べて割高になる。再エネ電源の普及を、利用者に支えてもらう狙いだ。
今度は「変なエネ」開始 再生可能エネ使用、少し割高
太陽光や風力が対象で、どんな電源をどれだけの割合で使うのか、ホームページで計画と実績を毎年公表する。販売上限数は約5千件。大ガスの狭間一郎理事は「供給力を増やし、拡大していきたい」と話した。
ただ、電気料金は関西電力の規制料金に比べて1キロワット時あたり1円高い。4人家族の家庭(月370キロワット時)では356円高くなる。
大ガスは3月20日から、電気料金に応じて最大6%のNTTドコモのdポイントがたまるメニューや、給湯器やガスコンロの修理費が無料になるメニューも始める。(西尾邦明)