柔道・日本代表の愛称が19日、「ゴジラジャパン」に決まったと発表された。
柔道代表の愛称はゴジラジャパン 女子選手の反応微妙
代表チームの愛称を巡っては、野球とホッケー男子がともに「さむらいじゃぱん」と名乗っている。双方の関係者の話をまとめると、2008年3月にホッケーが発表し、先に商標登録した。同年11月に野球も発表。その後の話し合いをへて、現在は野球が漢字の「侍ジャパン」、ホッケーがカタカナの「サムライジャパン」としてすみ分けされている。日本ホッケー協会の幹部は「今さら気にならないし、ケンカにもならないだろう。露出が違いすぎるしね」と話す。
サッカー女子の「なでしこ」は04年アテネ五輪に向けて一般公募し、約2700通の中から「女子代表の持つひたむきさにぴったり」という理由で日本サッカー協会が選んだ。同五輪で代表が初の決勝トーナメント進出を果たすと、「Lリーグ」と呼ばれていた日本女子サッカーリーグの愛称も「なでしこリーグ」に。いまや女子サッカーの代名詞として定着した。
ハンドボール男子は過去に「ムササビジャパン」の愛称をつけた時期があったが定着せず、あらためて募集し、昨年6月に「彗星(すいせい)ジャパン」に決定。「おりひめ」を愛称とする女子代表との星つながりも意識したという。(波戸健一)