今月末に埼玉県庁を退職し、4月からプロランナーになる川内優輝(32)が24日、地元埼玉県久喜市で開かれた久喜マラソンに参加し、“公務員ランナー”としての走りを締めくくった。この大会では過去、スーツ姿、パンダの着ぐるみ、とコスプレをして走るのが慣例となっており、今年は忍者姿でハーフマラソンを走り切った。「最後は日本的な格好で、と思い、ネットで購入しました」。覆面で呼吸が制限される中、1時間8分台でフィニッシュ。「去年のパンダ以上の走りができた」と笑顔だった。
今月10日のびわ湖毎日マラソンの後に、デンソー女子陸上部の水口侑子(33)と5月に挙式することが明らかになった。この日も沿道から「おめでとう」とひっきりなしに声をかけられていた川内は、お相手について「すごくまじめで努力家。けがをしていてもマラソンに向けて頑張る、そんな姿勢にひかれました」と照れくさそうに話した。
出会いは2008年、学習院大時代のニューカレドニア国際マラソン。「学生ハーフの上位5選手が箱根駅伝があるからって派遣を辞退したので、私のところに出場権が回ってきたんです」。当時、三重大の水口は学生女王として出場していた。その後、連絡はなかったが、「2011年くらいにメールが来て、数年前からつき合うようになりました」と、報道陣からの追及に“白状”した。
「大迫(傑)選手や佐々木(悟…